IMW2022パート3その⑤
1999年ムンバイ。
2010年ゴア。
2つの地域、2人のデーヴィドの視点で描かれる物語。
アメリカではちょいちょい作られるけど、インドでは珍しいクリスチャン映画。
IMWさんのトリヴィアNoteを読むと、ダビデ王の青年期と老年期のエピソードを重ね合わせた話らしい。
ムンバイの物語は宗教同士の争いをメインとした重く暗いストーリー。
こちらのデーヴィド演じるジーヴァーはよく知らないけど、インド映画らしいアクションあり。
それよりもインド映画で脇役としてよくお顔を拝見するナーサルさんへの仕打ちとその後が観ててツライ😭
反してゴアのパートはファンタジーコメディ。
ヴィクラム演じるデーヴィドは酒ばっか飲んでフラフラしてる男の役。
しかも友達の婚約者に惚れて葛藤しちゃう。
憑依能力のある父親とか、違法マッサージ店を営む女友達(タッブーかな?)とか、なかなかシュール。
しかし結婚式で新婦に逃げられた過去を持つとはいえ、通り魔的に新婦を殴るサンタはいかんだろ( ・᷄-・᷅ )
男も女もすぐ殴るインド映画ではあるけど、ちょっとコレは頂けなかったかな。
そして2つの物語の終着点。
「おっ」とは思ったけど、なんだか中途半端に感じられてしまったのは残念。
キリスト教に詳しければもっと深く理解出来たのかもしれない。