1920年代のインドを舞台に、イギリス人に連れて行かれた少女を助けようとする村の英雄ビームととある理由からインド人警官になったラーマの友情&アクション盛りだくさんの映画
ストーリーは少女を助けようとデリーに来たビームが、警官のラーマと親友になるも、敵対、さらにお互いの事情を知ることでまた共闘する王道ストーリー
王道ながらも詰め込みすぎと言いたいくらいアクションや王道展開、インドらしいダンスがあり、ひと時も飽きないしまるで２つの話を観ているかのような傑作
前半はラーマとビームの顔が似すぎて違いが服装や髪型でしかわからないが、後半から目も慣れて違いもわかるようになり、2人を象徴する炎と水が対比されたバトルやそれぞれのストーリーに惹き込まれる
ストーリーの流れの中で出てきた"ナートゥ"の踊りのシーンもインドらしいし、普通に笑ってしまったし、特にお気に入りのシーン
でも一番はビームの鞭打ちのシーンで、カッコ良すぎてその覚悟と人としての強さに泣きそうなった
後半も史上最強の肩車の登場やもはや誰？というラーマの突然の弓矢による活躍があり、最後までワクワクできた
ストーリーも演出も細かいところでツッコミどころは多いが、前半の男の子を2人で助けるシーンや1人で群衆と戦うラーマの姿を始めとした盛りだくさんな見どころに満足
エンディングの音楽で、あまり出てこないラーマの許嫁役のアーリア・バットが主演級に踊ってるのがアーリアファンとしてはありがとうって感じであの動画がyoutubeにあれば鬼リピする気がする
映画館でこんなにニヤニヤしながら観たの久々かも
実際鑑賞後映画館で拍手する人がいたくらいの傑作だし、カロリーも高めだがまた観たい
