Zooさんの映画レビュー・感想・評価

Zoo

Zoo

スピード(1994年製作の映画)

4.1

バスに時速50マイル以下になると爆発する爆弾が仕掛けられ、乗客を人質に取られたSWAT隊員と爆弾魔の戦いを描いたアクション

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが若い、そしてキアヌが圧倒的にかっこい
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

鬼太郎の父が目玉おやじになる前の話で、大人向けの鬼太郎

舞台は戦後すぐの村で、その村に訪れた銀行員水木と鬼太郎の父ゲゲ朗とで、村とそこで起きる殺人の秘密を探る

ミステリーぽさもあり、昭和の日本の作
>>続きを読む

グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.5

放火犯にならないように証拠のドローンを探しに3人の少年が出かけるアニメ

「道を外れてもいい、世界は広い」というメッセージが明確に描かれており、小学生くらいの多感な時期ならもう少し刺さりそう

大人に
>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

弟からの誕生日プレゼントでCRS社の行うゲームに参加することになった主人公の銀行役員が現実とゲームを混同していくサスペンス

長い時間ながらもあまり中弛みを感じずハラハラして鑑賞できた

主人公が巻き
>>続きを読む

ロスバンド(2018年製作の映画)

4.2

バンドを組んでた幼馴染がベースがわりのチェロ弾き小学生と音楽大学を試みていたが家を継ぐようになった運転手とロック大会の決勝に出るロードムービー

ずっと観たいと思っていたが、なかなか観られる機会がない
>>続きを読む

フェンス(2016年製作の映画)

3.5

頑固で厳格な父を主人公として、家族との関わりを客観的に描いた作品

基本的には家と、フェンス内の庭ばかりという場面で客観的視点で描かれる舞台調で台詞がとにかく多い

主人公は昔野球選手になりそうだった
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.4

声が出せないパキスタン人の少女シャヒーダーがインドで迷子となり、バジュランギが家まで送ろうとする話

ずっと観たいと思っていたが配信になく、映画館でやっていたのでようやく鑑賞

かなりベタベタなストー
>>続きを読む

星の旅人たち(2010年製作の映画)

4.3

亡くなった息子が果たそうとしていた聖地巡礼を成す60のじいちゃんのロードムービー

かなり好き

世界を見るという夢半ばの道で亡くなった息子の遺灰とともに聖地巡礼を眼前であった3人と一緒に行うじいちゃ
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.7

バービーが現実の影響を受けて死について考え出したことで異常が出てきて、現実世界に戻って元に戻ろうとしたら、バービーランドがおかしくなったという話

コメディ要素とフェミニズム要素のメッセージを詰め込ん
>>続きを読む

ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

3.4

ショーで巡業している座長兼早撃のスターであるブロンコ・ビリーの元に遺産相続のために結婚したけど夫に逃げられたリリーが来てドタバタする西部劇もどきの恋愛もの

なりたいものになれるというショーメンバーの
>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

今年のコナンは青山祭り

今年のコナンは昨年のも超えて過去トップレベルに好きだった

本作はアクションではなく宝探しと事件の二つの推理をメインに話が進む様が「迷宮の十字路」のような作品で好みだった
>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.7

12歳で離れ離れとなった男女が12年越しに繋がり、そこからさらに連絡を取らなくなって12年後に24年ぶりに再会を果たすエモストーリー

「秒速5センチメートル」の2人が会っていたらどうなってたかみたい
>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.7

プロレス一家の不幸な出来事を描いた伝記物

実話らしいが、これだけ不幸が起きるのは兄弟愛の強い主人公からするとしんどいよなーという作品

兄弟愛と父と子の関係性をメインにプロレス一家の栄枯盛衰のジェッ
>>続きを読む

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.6

ぼっちでちくりまと揶揄される主人公の元に人間の形をしたAIが来て、仲間と共にAIとバレないように動いていく青春もの

土屋太鳳が多彩で柔道場の曲は好きやった

他はそこまで刺さらず

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

タランティーノの処女作で、宝石強盗失敗後をアジトの倉庫で描いた作品

まず宝石強盗のシーンがあまり出て来ないのは斬新

そしてそれぞれのキャラの回想と倉庫での一幕をメインに回しているのも当時斬新だった
>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

嗜眠性脳炎が原因でパーキンソン病の症状が出て30年経つレナードが薬で一時的に症状が回復したことをメインに、医師と患者の関係を描いた医療映画

ロリンウィリアムズとロバートデニーロのタッグで描かれる本作
>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

世界初のRPG“ダンジョン&ドラゴンズ“を題材にした冒険ファンタジー

昔、自分の行いをきっかけに妻を殺された主人公が盗賊を始めるもその仲間に裏切られ、娘も目的の宝も奪われてしまう

壮大な舞台、キャ
>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作同様PC上で行方不明の人を探す新感覚スリラー

自分の記録見て前作を見たのが5年前と知りもうそんな経ったのかと結構衝撃だった

前作では父が娘を探していたが、今作では娘が母を探す形でPCの利用もZ
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.7

水に性欲を抱く人に焦点を当て、「普通」や「多様性」という言葉の薄っぺらさを突きつけられる作品

話題になっていたので原作読了

映像だけでは表しきれない本人らの葛藤を伝えるために若干の改変をしており、
>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

人間関係で苦しみ不登校になった少女が鏡の中に入ると同じように不登校で苦しむ中学生たちと会うファンタジー

原作良かったので鑑賞

みんな異なる悩みを抱いており、ファンタジーでありながらリアルな悩みを丁
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.5

プロポーズの翌日に失踪した市子を探し、恋人が彼女の過去を知るサイコサスペンス×社会派スリラー

怪作としか言いようがない完成度
序盤とラストを繋げる構成・描写も素晴らしいし、徐々に市子の過去が鑑賞者に
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.6

ユートピアにたどり着いたドラえもん

いつもと違うパターンな気がするドラえもんとソーニャの友情、いつも通りののび太とドラえもんの絆にほっこり

洗脳教育が怖く、多様性を大切にする今の潮流に合っている
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

上流階級の集まるオックスフォード大に通う青年が上流階級の中でもトップの青年とひょんなことから仲良くなり家に招待されるとこから始まるスリラー

「聖なる鹿殺し」でお馴染みのバリーコーガンのサイコパスが毎
>>続きを読む

映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜(2011年製作の映画)

3.8

人気の鉄人兵団のリニューアル版

ピッポの登場は前のものにはなかったが登場させて正解

しずかちゃんとリルル、のび太とピッポという二軸にしたことで友情や思いやりの気持ちが前作同様伝わり、かつのび太の主
>>続きを読む

金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.7

商業的に豊かだが水不足の国と水は豊富にあるが商業的には発展していない国の対立と両国の政略結婚という形で夫婦になった2人の愛を描いたアニメ

両国がずっと喧嘩していてお互いに許嫁として猫と犬を送るという
>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.7

ゴミ捨て場の決戦として研磨に焦点が当たる

ライバルのようにも扱われるが当人同士はただの仲良しコンビの日向と研磨の戦い

正直このあたりから原作で緊張感を感じられなくなった記憶があるが、名決戦の一つで
>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.8

成金家の男性が没落貴族の女性との結婚を控える中、誓いの言葉を墓場で練習していると死後の女性に勘違いされて結婚するということになる話

オリジナリティあふれる世界観、楽しいミュージカル要素、モノクロの生
>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

人工生命体マリガンとの対立から1600年経ち、不老不死になった人間が生殖機能を求めて地下にある人工生命体の世界に降り立った人間の冒険を描いたSFでディストピア・スチームパンク

3部作の1作目らしく続
>>続きを読む

>|