桃龍

BAD CITYの桃龍のレビュー・感想・評価

BAD CITY(2022年製作の映画)
4.0
小沢和義さんが小沢仁志さんを白いマントヒヒと呼ぶ舞台挨拶つきで鑑賞。
『劇場版 山崎一門 日本統一』の舞台挨拶と同じノリで、たいした話はないんだけど笑かしてくれたのでスコア0.5プラス。
クレイジーケンバンドのオリジナル主題歌「こわもて」は「こわおもて」が正しくないかと仁志さんはこだわってたけど、“お”が省略されただけみたいだよ。

「最近の日本映画は泣かせるものばかりで、それは否定しないけど、こういうのも必要じゃないか」と仁志さんは語った。
確かに、ヤクザ映画めっきり少なくなってるし、この作品の質も量もハンパないドツキあいは、還暦記念映画とは思えない。
昔の殺陣師と今のアクション監督はぜんぜん違うそうで、撮影用のバットと言えども頭に星が飛ぶとか。
相手が避けたためにコンクリを殴って拳を骨折したという本気度は、トム・クルーズに負けてない。

その本気度は、足の指を骨折しながら撮影を続けた坂ノ上茜にも伝わっている。
素晴らしいアクション女優の誕生を見た。

続編希望。
桃龍

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