妻と夫、母と娘、父と娘、敵と味方のマルチバース。作中にモザイクが出たり、カナリ攻めたネタもある。
平日の早朝だったので、高齢のカップルが多かったのだけれど、感想が気になるところ。
トム・クルーズの最新作の予告の後の本作は、ぶっちゃけ美男美女が大活躍する話ではなく、疲れたおばちゃんと萎びたオッチャンと死にかけの年寄りと渡辺直美に似たポッチャリ娘という家族の“舞台映えしない”作品に観える。
ただ、その平凡な世界から、カンフーアクションバリバリの世界へと“ジャンプ”させてくれる。
エンドクレジットのラストに、重要なメッセージが伝えられるので、ぜひ最後まで耳をすませて観賞していただきたい。