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すずめの戸締まりのるのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
1.2
この映画を勧めてくれたのは3.11被災者の友人でした。彼女の心に救いが訪れたのなら⭐︎5
人間の感情の生々しさが一切排除されており、行動やしゃべりのすべてが過剰にアニメ的な表現でデフォルメされて物語の進行のためだけに動くので馴染めないと気持ちが悪いです。そのため感情や生命や他者との関係の扱いがとても軽い。けれどわかりやすい暗喩と隠喩。戦闘シーンとクリーチャーデザインが酷過ぎる。物語の内容としては民俗学への入り口になると嬉しい
新海誠監督から性癖や衝動性を取り除いて絞り出した誠実な薄っぺらいボーイミーツガール、美しい宝石でした
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