怒りのメタファー

すずめの戸締まりの怒りのメタファーのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

新海誠の新作。君の名はと天気の子は観た。今回も災害セカイ系エンターテイメントで深くも考察出来そうだけどエンタメ部分だけでまあまあ楽しい。深く考察すると正直原発とか311の尻ぬぐいも終わっておらずこんな個人的家庭事情と恋愛とネコちゃんが世界を揺るがすようなエンターテイメントに落とし込んで空想科学をマジでとらえるアホが増えてマズい映画が大ヒットするなあと思わないでもない。んでもまあ若い頃ってそんなもんなんで画も綺麗だし動物かわいいしいいかとも思ったり。中~後半の謎のロードムービー的な所とかおばさん発狂も怖くて良かった。後半実際に311に絡んで来て非常に緊張感が高まる。までもそこもエンタメに昇華される。世代的に駿の手法の方が話に深みがあって画も味があって好み