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ダイナソーJr./フリークシーンのkyotaのレビュー・感想・評価

3.9
ダイナソーJr.の歴史は、アメリカのオルタナティブ・ロック、グランジの歴史そのものなのだなと改めて思わされるドキュメンタリー。J・マスキスの唯一無二の才能、そしてルー、マーフとのケミストリーが、シーンに多大な影響を与えながら、しかし誰にも真似できない音楽性を生み出していたことが良く分かります。特にマーフの、Jに対してネガティブな思いを抱えながら、自分の人生の一部であるダイナソーJr.から逃れられない複雑な心境が痛々しかったです。最終的に、3人が元の鞘に収まって良かった!1990年代の、読んだ記憶のある日本の音楽誌がたくさん写ったのも面白かったです。しかし、Jがアンマと繋がりがあって、マントラを曲にしていることは知らなかったな…。
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