才能溢れる芸術家ではあるが、仕事を餌に志願者に身を任せろって最近現実でよくニュースになる話。主人公が女性ってところに目新しさがあって、各受賞がその点なのかな。ケイトブランシェットの演技もさすが素晴らしいし、シーンごとのセリフやカット、静寂に拘りがあって洗練されてると思った。
確かターもエブエブも当初男性が主人公予定だったとケイトブランシェットの記事が出ていた。
結末まで皮肉が効いている、本国で不祥事起こしてもそれを知らない人(知ってても芸の肥やしという価値観で黙認する人)たちにまたチヤホヤされるって日本もそう。