文句無しにすごいしすばらしい舞台と演技を観せてもらったけど、いかんせん題材が好きじゃないやつだった。。
ターの属性とその性格で引き起こした事態を、観客にどのように受け止めさせたくて撮られたのかわからなかった。
「ただありのままターというひとを見て」というには、あまりにも属性盛りすぎで。
「属性でひとを見るな」と言われても、ターという存在は才能と種々の属性に立脚していて、自他に大きく影響しているから不可分で。
傲慢さや、才能や、恋を振り撒いているターはただ素敵で、ケイトブランシェットさんの演技力と容姿がかがやいていてまぶしかった。
ただ、ターが超新星爆発的に生きているだけのような舞台で、キリキリとした非難の視線で撮られているかのような。居心地の悪さ。
字幕は、どうしたらいいんだろうね。
女性の姿形をしているなら、いつもの調子の方が違和感なかったかもしれない。