一方は借金。もう一方は浪費癖の女性のため金が必要なイアンとテリーの兄弟。
そのため親戚の叔父に助けを乞うが、叔父はその代わりと提案を。
それはある人物を消してくれとの頼み。
会話にも出てくるがギリシャ悲劇のように崩れていく状態。
大体こういう悲劇は悪い方へと行く教訓のような作りになっているのが常。
ウディ・アレン監督作でも何ら変わりなく、事態は深刻になっていく。
ただ事態は深刻でも、そこを敢えてずらすかのように演出している。
殺人シーンになっても一息外すだとかの交わしがアレン映画では通用するのだ。
結果としては計画立てたことは上手くいかないという教訓でもあり、危ない話には乗るなということ。