このレビューはネタバレを含みます
疲れて疲れて始まってすぐに寝てしまったけれど、イタリア人が撮る職人気質なドキュメンタリー。
モリコーネのことはニューシネマ・パラダイスからしか知らなかったけれど、なんとなんと見たことのある映画ばかり&聞いたことのある曲ばかり。そんな昔から実験的なものも作っていたのね。クラシック一辺倒なのかと、、
芸術家として音楽を演奏するたびに映画のワンシーンが付き纏うというのはよろしくないことなのかもしれないし、映画音楽なんて添え物と思われていた時期だったんだろうけど、完全な芸術家ではなくて、人の気持ちも汲み取りながら仕事ができる人、実はそれはそれですごい人なんだよね。
最後の方はモリコーネが校長先生のような厳格な人格者に見えていた。グイグイ引っ張るだけじゃなくて、でもフニャフニャでもない、いい塩梅の人じゃないとできない、上に、新しい試みとインスピレーションがなくてはならない。
そして、オスカーの、アカデミーのお辞儀! まさに校長先生。〆るところは〆る、まさに。