野犬

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室の野犬のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版がすごい好きなので甘めのスコアにはなっていると思う。
でもこれまでの話で散々喜多見チーフがみんなを助けてきたなかで、今回は本当に三途の川をわたりかけたなかで、仲間に助けてもらうというのは感慨深かった。
またドラマ終盤の展開があるが故に最後の高輪先生が死ぬかもしれないという流れを最後まで残していたのがより緊張感を出していた。

基本的にはありえない展開が多い作品だけれど人の命を助けることを第一に考えていることと、医療従事者へのリスペクトがしっかりしているので細かい矛盾や出来すぎた展開に突っ込むのは野暮だと思った。


スペシャルで音羽先生が現場を離れた展開は絶対映画で窮地に駆けつけるというのは見え見えだったが、それでも待ち望んでいた展開で大満足だった。
鈴木亮平に対抗できる杏の演技力も良かった。

ドラマ版が好きな人はぜひ観るべき満足する作品だと思う。


手術シーンで明らかに人の肌でない作り物の肌にメスを入れてるのには予算足らないのか?って思いながら見ていたが、以前コードブルーの映画を見た知り合いが映画館の大画面でリアルな手術シーンはエグすぎて目を背けたという話を聞いたので、あえてリアル感を無くした、と言い聞かせることにする笑

困った時に必ず駆けつける千住さん達と遅れてやってくる徳丸くんの便利さには笑った笑
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