『君を想い、バスに乗る』
邦題のまま~
90歳のトムは、
“ 君を想い、バスに乗った”
それは最愛の妻を亡くし、
自らの人生にも幕をおろす頃
やり残した “ 約束 ” を終わらせる為に~
本当に良い映画って、
言葉(説明)はいらないね…
語らなくても、表情に、仕草に、映像で
何が起こったのか想像できるから
〈ストーリー〉
ランズエンドから遠く離れた地へ行きたいと心に傷を追った妻が言い、若い夫婦は寄り添い暮らすー。
最愛の妻を亡くしたトム(ティモシー・スポ―ル)はローカルバスの老人フリーパスを利⽤してスコットランドからイングランド最南端ランズエンド迄約1300キロのイギリス縦断の旅に出る。
旅の途中、様々な⼈と出逢い、トラブルに巻き込まれながらも、妻と交わした “ 約束 ” を果たす為にー。
旅の途中の様々なトラブルや人との出逢いが、今のSNSと絡まって、彼 “ 老人の長距離バス旅 ” は彼の知らない所で、多くの人々が見守る事になり、目的地に着いた時には出迎えの人々が溢れていた。それは彼の善き行いの結果でもあった。
英国紳士の重厚感や90歳と言う高齢のおぼつかない足取りが、かえって静けさと人生と言う温かさを感じさせる。
ラストは涙が溢れ出しました💧
イギリス横断の乗り鉄ならぬ乗りバス旅、私もしてみたくなりました🚌
『君を想い、バスに乗る』88②/2022