きさらぎ駅のよしくんのネタバレレビュー・内容・結末

この世と異界を結びつける異世界エレベーターを経由する人の出入りのお話し。

ある手順を辿ると普段いけない異世界に行ける。エレベーターで言えば、真っ直ぐ目的階に行くのでなく、ある階まで上がり、途中まで下がり、また途中まで上がる、というようなことを繰り返す。それがある手順と合致すると普段行けない別の現実に繋がる異世界に繋がるのだ。闇サイトの入口のようだ。

元々異世界に迷い込んで抜け出せなくなった数人と、今回異世界エレベーターを経由して足を踏み込ませた自分。そこにいる人たちと自分の中から、1人がこの世界に戻って来られる。

ハンドルネーム「はすみ」が2ちゃんねるに書き込んだこの話は、本当に体験したか分からない。でも、こんな事、おそらく山のようにある現実だろう。おそらく事実はこの映画を遥かに上回るえげつない恐怖と底抜けの闇に、声も出ないような現実ではないかと感じる。