中島晋作

小説家の映画の中島晋作のレビュー・感想・評価

小説家の映画(2022年製作の映画)
4.2
初めてホン・サンスでいいと思った。書けなくなった小説家が双眼鏡で凝視するのが道であることが素晴らしい。書けないから歩く。
映画内映画におけるキム・ミニの演出は、現実における監督と俳優との関係を考えると、監督による映画の完全な私物化であり、たいへん気持ち悪いのもよかった。
中島晋作

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