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透明人間のhrdのレビュー・感想・評価

透明人間(1933年製作の映画)
3.3
 
 どうやって撮影したんだろう、とそのことばかり気になってしまった。服を着てない状態はまだ分かるけど、服や包帯を脱いでいくシーンはどうやったんだろう。でも物が飛び交っているときとか、勝手に物が動いているとき、扉が開く時など、やはり人間の動作とは違っていたので、透明人間ではなく人が創意工夫して撮影した感を感じられた。
 最後のワンシーンでだけ、素顔が見れる訳だけど、普通に好青年でそりゃあんな恋人に好かれているわな。

 透明人間になると性格まで変わるというジキルとハイド的な展開が、この作品このストーリーを面白くしている訳で、これがなかったらただの透明な人の話ですね。
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