hrdさんの映画レビュー・感想・評価

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エコール(2004年製作の映画)

3.7

  ギャスパーノエに捧げる作品。
 ずっと不穏な空気が漂い、いつ胸糞展開が来るものかと構えてたけど、別にそういうわけではなく割と平和な作品だった。私の敬愛する沙村広明の「ブラッドハーレーの馬車」的な展
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.6

 あまりハマれなかったわね。私の好きなジャレッドレトが出ていて、驚いた。知らずに見てた。
 ブレードランナーの続編としては忠実で、そういう意味では面白いかもだけど、あのサイバーパンクな世界観を期待しす
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.0

 車が事故って燃えたときに、私のエルメスのバッグが〜、は最高に笑える。二人はお互いに殺そうとしているけど、嫌いというよりも自分のことしか考えてないからそういう発想に至ったんだろうなと思った。だって、二>>続きを読む

さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

3.3

 ゴダール作品を久しぶりに見た気がする。初期から思想強めで言いたいことを言うために映画を撮っている感じだったけど、徐々に歳をとるにつれストーリーが置き去りになって主張に重きを置いているイメージ。そんな>>続きを読む

透明人間(1933年製作の映画)

3.3

 
 どうやって撮影したんだろう、とそのことばかり気になってしまった。服を着てない状態はまだ分かるけど、服や包帯を脱いでいくシーンはどうやったんだろう。でも物が飛び交っているときとか、勝手に物が動いて
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真人間(1938年製作の映画)

3.3

 

 いや〜、面白かったです。
 冒頭からミュージカル風に、凄い当たり前だけど良いことをリズミカルで頭に残る感じで始まる。安心のハッピーエンドで終わるのが良いよね。
 缶切りの説明をするときに、金庫
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聖トリニアンズ女学院2 不良女子校生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!!(2009年製作の映画)

3.2

  相変わらずコリン・ファースの無駄遣い。シェイクスピアだのエクソシストだの海賊だの色々ネタをぶっこんでくる。
 酒に溺れるコリン・ファースが見れます。朝食にテキーラを飲み、ランチの前に食前酒を飲み、
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魅せられて(1996年製作の映画)

2.7

 拗らせてる処女、めんどくさいなぁとか思ったりしてごめんなさい🙏変なダンスがあるのがいいよね、変なダンスシーンがある映画は好きです。リヴ・タイラーは父親にそっくりでは無いけど、少し面影を感じる。しかし>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.0

 ヴィーナスとクレオパトラ似すぎてて、分からん。クレオパトラとかヘラクレスとか名前もちゃんと拘っているんだなって。
 家の下にわらわらいるのが面白い。怪物團とフリークスがあって、総時間が数分違うんだけ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

2.9

 相変わらず話が難しいデヴィッド・フィンチャー作品。実際に監督自身が時間をかけて取材もしているので、基本的に実話ベースなので、ゾディアック事件への知識はこれを見れば頭に入る。
 綺麗な青色が印象的なカ
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夢で逢いましょう(1951年製作の映画)

3.2

 ガス・カーンという人はご存知ないけど、視聴。知らない人の人生、知らない家族の話だったけど、楽しめた。ミュージカルは苦手だけど、こういうのは大丈夫だった。
 全体的にガス・カーンが引っ込み思案みたいに
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M(1931年製作の映画)

2.9

 勝手に造語しましたけど、終盤にかけての私人裁判は見ものです。人数の多さというのは何にも変えられない怖さがありますね。
 殺人犯であるはずなのに、いつもビクビクとした感じのまるで怒られた子供のような表
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

2.6

 トマト🍅の頑張って作った感がありすぎて、逆に微笑ましい。ツッコミどころは満載。そんなので弱体化するのかい。
 最後の、どうしてそこでラブロマンスに発展するのか分からないけど、もう何が起こっても受け入
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.0

  見た。休憩も宿泊も値段高いなぁ、と思ってたら、やたら広いしちゃんといいラブホだった。私はラブホでも働いているので、あぁ分かるみたいな感じだった。24時間勤務とかざらにあるからね。
 ラブホを利用す
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白い恐怖(1945年製作の映画)

2.7

 不穏な感じを醸し出すのが相変わらず上手。夢から事件を解決していくというストーリー展開上仕方が無いのかもしれないけど、そんな奇妙な夢を見るんですかね。一切夢を見ないから、分からないですけど。
 女性軽
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サムサッカー(2005年製作の映画)

2.4

 キアヌが若い。ADHDの人間って確かに薬飲めば、脳の騒がしさが消えて生き易くはなるんだけど、あれ本当の自分はどれなのかって悩むのよね、そういうことを考えながら見てた。

 こういう思春期とか学生生活
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とっととくたばれ(2018年製作の映画)

2.7

 原題Папа ,сдохниということで、「パパ、死ね」という何とも直球かつ酷いタイトルですが、「とっととくたばれ」は青年に対してではなくて父親に対してなのですかね。
 青年と母親が巻き込まれて可哀
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

3.1

 う〜、ほんわかのんびりした映画が見たい時にすみっコぐらしを見るというのに、早々にブラック企業の空気が漂ってきて怖いよー。
 働きたいとも言ってないのに、家にまで押しかけてきてバス🚍で送迎。一度も休憩
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アルプス(2011年製作の映画)

2.8

 アルプスを主催する側は本当にこのサービスが遺族のためになると考えているのか。代役なんて務まるはずがなくて、より悲しみが増すだけだと思うけども。
 この監督の作品、一人はやべー奴がいると思ってる。普通
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西瓜(2005年製作の映画)

3.1

  えー、何これ。西瓜🍉の色々な使い方の促進映画。頭に被ってみたり、妊婦のモノマネに使ってみたり、擬似セックスに使ったりと。
 
 時々、独特な感性のミュージカルが挟まる、西瓜・水不足・AVって感じの
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東京ゴミ女(2000年製作の映画)

3.2

 2000年前後の日本映画のこういう雰囲気の映画好き、さよならみどりちゃんとかみたいな。やりたいことも特になくて、ふらふら飲食店でバイトして帰ってみたいな。世紀末とかも関係あるのかわからないけど。>>続きを読む

黒い眼のオペラ(2006年製作の映画)

3.8

 やたらとマットレスを持って移動するね、この作品は。マレーシアが舞台の作品、色んな国籍の人が生活する場所。介護する人とされる人。決して裕福ではなく寧ろ貧しいだろうに、道で倒れる人間を助ける優しい青年た>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.5

 あ〜、これは映画館で見てみたかったなぁと思う作品。赤が映える、Tシャツやシャツ、車、室内の装飾、看板などあちこちに意図的に赤色が配置されている。のんびりと進んでいくように見えて、構成がちゃんとしてい>>続きを読む

ZOO(1985年製作の映画)

3.7

 シンメトリーに囚われている。対称のはずなのに、クリスマスツリーが右だけに置いてあったのは気になってしまった。本当にXから始まる動物がいないのか調べたら、X-ray TetraとXenopus Fro>>続きを読む

英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)

3.3

 イギリス、フランス、イタリア、オランダ、ドイツなど色々な国の名前が出てくる。 
 英国式庭園殺人事件とはまた凄い名前、英国式はどこに掛かっているのか、英国式とは、、。
 性欲絶倫人間過ぎる、ネヴィル
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.9

 バリー・コーガン出てきた瞬間に、あーまたこの人かぁってなりましたわ。ソルトバーンを先に見てたから。誰にも共感できない、結局はみんな自分が可愛いのねということが学べる。胸糞悪いとかじゃなくて、父親の行>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.2

 愉快な映画。すぐに言語を習得出来たり、考えていることが分かる知能の高さなのに、ステテコが赤か黄色かにこだわったり、マッチ棒が通貨がわりになったりと謎な世界。
 バイオリンを弾けないのにバイオリンを持
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召使(1963年製作の映画)

3.1

 面白いです。世間知らずでアルコール依存の青年トニーと召使バレットの話。執事とかではなく召使なところがポイント、だから給料貰うわけでもなく住み込みで働いている。
 バレットは完璧過ぎる訳ではなく、ノッ
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.2

 やりたい放題、出演する人達がというか、ルイ・マルがというか。
 作中でヌーヴェルヴァーグという単語が出てくるのが面白いですよね。じゃりん子チエみたいな女の子ザジの奔放さと達観した様と登場人物の強すぎ
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緑色の髪の少年(1948年製作の映画)

2.9

 1948年ということで、反戦を訴える映画なんだけど、それよりも周りと違う人に対する差別とか得体の知れないものに対する偏見の根強さ、打ち勝つことが出来ずに当人が信念を曲げなきゃいけない無念さの方が要素>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.2

 フェリックスのアイブロウピアスいいな、映画で中々付けてる人間いないから珍しい。オリバーの顔が中々いっちゃ悪いけど、気味悪さがすごい、大学生とは思えない皮膚のシワ間、何故か筋肉質で身体の分厚さでさらに>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.2

 世界史を全くやって来なかったので、当時の情勢は分かりませんが、男の幼稚さと短絡さ、女の自己中心さと狡賢さが感じ取れた。これが一番表れているのが、アビゲイルの初夜のシーン。手コキのあとに服で拭いてるの>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.4

 DOG TOOTHという原題からの「籠の中の乙女」というタイトルは印象的だけど、息子の存在をいないものとされていることに疑問、犬歯だと確かに変だけど、難しいね。
 ミーガンみたいな謎の踊り、フラッシ
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

2.9

 独特な作品。美青年が金持ち一家に居候して、家政婦含めてみんな虜になり依存し、立ち去った後は各々変化を迎えていく。一緒に画集を見ていた息子は、さらに芸術に傾倒していく。夜でもアイメイクバッチリの母は、>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

  悪夢みたいな映画だなと思った、脈絡なく話の舞台が変わっていく感じや、現実とは思えないリアリティのなさが。そんなことある?みたいな展開が次々起こる。スパイダーマンみたいに天井に人が張り付いてるシーン>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.1

 ファックって感じの映画。陰謀論的うわさが数多くなされれいることで有名な作品、特に仮面舞踏会、乱行パーティは印象に残る。
 登場人物に癖強人間が多い印象、貸衣装屋とその周辺の人物とかホテルの想像しやす
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