このレビューはネタバレを含みます
いろんな人のいろんな人生といろんな感情の全てがあの部屋だけで語られる
元嫁さんが喘息の音を聞かせてってチャーリーに寄り添うシーン、切なすぎる
いつの瞬間もみんな誰かを愛していて、愛が体を蝕んでいく
リズの人は誰かを救うことはできないって台詞があまりにもやるせなくて、たまらない気持ちにさせる
でも結局娘のチャーリーへの愛はチャーリーを救ったよね
この世にチャーリーを繋ぎ止めていたのが娘のエッセイだったこと、それは救いだよね
チャーリーの人生には、辛い別れが度々あったけど、愛の輪の中にいつも居れて幸せな人だよねって思ってしまう愛の輪の外側の私がいる
気づいたら涙が出ていて、最後はほとんど号泣に近い状況でエンドロールを迎えた
この映画を見て流した涙の種類がわからない。頭で考えようとしても、悲しいとか苦しいとか、言葉にできない。でも今も思い出すだけで涙が出そうになる。涙腺が直接刺激されているような感じなのかな…
エンドロールで波の打ち寄せる音を聞きながらぼーっとしてしまった
