結論から言うとかなり素晴らしい作品
前半は悍ましい光景に衝撃を受けるが、限られた5日間とシチュエーションと人物の中で1人の父親の最期を描いた美しい映画
文字通り死ぬ程肥満な男はオンラインで詩の講義をする教師で、過去に生徒と恋に落ち妻と当時8歳の娘を捨て恋人と死別した
親友はキレながらも身の回りの面倒を見てくれたり、周りに良い人が多いが本人は運命を受け入れて財産を娘の為に残し最後に正しいことをと死を選んでいる
自分が無いメタファーとして宗教もエッセンスになっていたり、過去と現在が共鳴して苦しみを産み出しているのを感じれる
脚本はもちろん演技も素晴らしい
ラストも文句無し
ベタ褒めしか出来ないが何と言うか個人的に映画に求めてるものだった
