鍋山和弥

リボルバー・リリーの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

基本的に、よくできた映画です。この作品に、多く、登場してるわけでは、ありませんが、『シンタ』の父、『ホソミキンヤ』は、戦争を、回避して、経済力で、平和な世の中をと、願った人物。経済力が、あれば、他国から、資源を、戦争で、奪い取る必要が、無くなり、戦争を、回避できるという、理論みたいですが、可能なのかは、分かりません。ただ、あの狂った日本の中、『戦争回避』を、うたう人物は、貴重だと思います。確かに、自決してしまいましたが、その精神は、きっと、『シンタ』に、受け継がれてるはずです。いや、そう願います。もし、道を、踏み外しても、きっと、『ユリ』が、正しい方向に、修正してくれる。なぜなら、『ホソミキンヤ』は、『ユリ』が、唯一、愛した男性。そんな人の、忘れ形見の、『シンタ』や、『戦争回避の精神』を、蔑ろに、するわけがありません。この作中は、どうやら、第二次世界大戦には、入ってないようですが、あの狂った時代を、繰り返さないためにも、日本人は、戦争の、恐ろしさを、忘れてはならない。反戦の精神を、忘れてはならない。『キンヤ』、『ユリ』と同じく。そして、『シンタ』だって、同じく、戦争反対!!
鍋山和弥

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