『ベロマリカ』と立て続けに観ましたが、コレも似た様なモンかもな……とは言え、確かに話に必然性は無い（＝超・場当たり的）＋諸々と極め付きにご都合主義（＝人とか偶然に集まりすぎ）なのがかなりチープではありますが、ドラマとしてはやりたいコトも比較的分かり易いしテンポや纏まりもソコまで悪くはねーですかね。少なくとも、私の様な女優さん目当てとかだったら１時間チョイの暇潰しとしては（腹八分目程度には）楽しめるってレベルかと。
その肝心の加藤ツバキは、相変わらずの色っぽさ・ごく手堅い演技も然るコトながら、随所でヒョコヒョコと挙動不審な様子も中々ハマっててその部分はコメディにも成りかけてたな…と思うのですよね。その意味では、終盤がごく非常なる予定調和でただただホッコリと終わってく…てのは少し勿体無かったかも知れませんね。多少ドタバタとコメディ含みで盛り上がってくれたら、全体としてもアクセントまで付いたりしたカモ…と。
