ハッピーエンド（？）
読み書きもできない田舎娘がこんな眉とか整ってるわけないという気持ちは押し殺して、美しい湿地帯を巡る恋愛サスペンス物語には興奮しました。まずロケーションが優勝してるので、湿地帯のシーンはどこを切り取っても絵画的で見惚れてしまう。2人の男とのロマンスはカイアの未熟さゆえのハプニングに見舞われるが、必要な経験でもあると思う。緑に囲まれた奔放な青春映画を楽しんでいると、急に裁判シーンになってこの映画が法廷劇であることを思い出させられる。
この映画で思うのは、小規模なコミュニティにおける排他意識と集団心理がいかに恐ろしいか。そして、実はサイレントマジョリティであったという真の怖さ。田舎に住むならコミュ力は必須ですね。
タイトルの不思議な魅力。
