好き勝手なてそ

哭悲/The Sadnessの好き勝手なてそのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
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台湾製パンデミックホラー。
台湾で蔓延していた謎のウィルスが突然変異して、人間の凶暴性が増してしまう。

パンデミックホラーとあるけど、ゾンビには定義できなそうな感じ。
狂犬病が犬に発症した症状が、そのまま人間でも同じ症状で起きたらこんな感じなのかなぁ?という変貌の仕方だった。
死んではいないけど、怒りや性欲や食欲などが抑制できず、残虐な行動にふりきってしまう。
好きな人の内臓をぐちゃぐちゃにしちゃいたくなる欲望が潜在的にあるのかと思うとちょっと面白かった。(全般みんなサイコスケベになる)

アップル・チェン(クロックワークスの作品公式サイト記載の名前)が演じるモリーは、渡辺直美と丸山礼とロバート秋山の間みたいな風貌なのがずっと気になっちゃったけど普通にいい子だった。
ずっとしつこく追いかけてきたおじさんが、発症前からかなり気持ち悪かった。
電車でよく見るからって本の内容をしつこく聞いてきたり、身体触ったりなんて普通に気持ち悪い。あれが正常な状態で発症したらさらにしつこく追ってくるとか恐怖でしかない。