このレビューはネタバレを含みます
一緒にいるのが好きだからいる、それでいいじゃんとすごく思う。その関係に名前をつけたり、関係をはっきりさせなくてもいいのにって。
2人に対して「付き合ってるの?」って女の子がした何気ない発言、別に彼女たちが差別をしたくて言ってるわけでなくて本当に仲がいいから口から出てしまったって感じで・・・でも2人の関係が変わってしまうにはあまりにも重い言葉だったんだよな。言葉っていうもの自体がそのように思う、何気ない発言が誰かに対する刃物になるってこともよくわかるし・・・もちろんこの子達が悪とかではない。
うまく言葉にできないけど、こういうぎくしゃくした気持ちにとても身に覚えがある。
子供の頃ってその世界だけが自分の世界だから、すごい狭い世界で苦しんだり悲しんだりするよね。だからこそ周りの言葉一つ一つが重い・・・。
最初2人で楽しく走ったお花畑、最後は1人きりなのがとにかく寂しかった。