子供って残酷。
嫉妬があったらストレートに表現して、遠慮がないし。自分と違う価値観は受け入れられないし。
そんな学校の環境の中で、大親友だったレオとレミは『付き合ってるの?』とからかわれたことから距離を置くように。
レオが距離を置こうとしてもレミはその意味がわからず、深く傷つく。
よくあるのはしばらくしてお互い別の友達ができて、落ち着いた頃にレオが謝って、また別の関係性になることだと思う。でも今回は…。
レミがいなくなってからの自責の念に囚われるレオ。
レオとレミの母親のシーンはとてもよかった。
レミの母親も、レオとの関係性がレミの死に関係しているのではないかと思っているのに、お互いなかなかその話ができず。
ラストはそれでもお互いさらけ出すことができて、なんだかほっとしました。
思春期特有の気持ちの揺れや振る舞いがとてもリアルでした。