アニメ版に思い入れのある作品だけにずっと見るのを躊躇ってたけど、SNSでの評判の良さを信じて見てきた。
私はやっぱり親弘さんの杉元佐一を見たくてこのシリーズを見ていた節があったから、まさか山﨑賢人のビジュアルに親弘さんのやってきたキャラがハマるわけねえだろ…と思っていたけど、実際同じような波動のある演技を見せてきたのでびっくりした。「ほら、隠れてねえとアシリパさんにチタタプされちまうぞ」のシーンとか似すぎててびっくりした……
しかし、やっぱり、「ゴールデンカムイという物語のエッセンスの抽出」よりは、「漫画を映像に書き起こす」ことに終始している印象は否めなかった。1900年代の北海道の和人とアイヌの生き様…みたいなところへの1歩踏み込んだ言及はできてない印象を受けたし…キャラのコスプレ大会を超えたなにか、というのはあまりなかったように思えてしまったな…
でもそれでも、山﨑賢人の杉元佐一がシマエナガに邂逅する瞬間は見てみたい……
