面白かった。脚本が良い!嬉しい鑑賞時間でした。いや〜タイに行きなくなる。色々な街を魅せてくれました。
元カノにちなんだカクテルずらり…何それ、笑えたわ。
前半は死期が迫る青年ウードのロードムービー。ほろ苦さも交えつつ笑えるトーンなもんで、このまま最後まで行ったら見応えが足りないなと思っていたら…後半の切り返しとさらなる広がり方が見事だった。
ウードの友人ボスの過去が繊細かつドラマチックに明らかになっていく。
これは他国でもリメイク可能だろうけどタイだからこその熱気や社会構造が軸にあるからこそ良い話なんだろうね。
なんだろう、「恋」の描き方が素敵で上手でした。
※ちなみに本作の監督は『バッドジーニアス』を撮った方。結構好みです。