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ミセス・ハリス、パリへ行くのkassyのレビュー・感想・評価

3.5
試写会にて

ロンドンの家政婦であるミセス・ハリスはある日クリスチャン・ディオールのドレスに一目惚れする。
その日から彼女の夢はディオールのドレスを購入する事になったのだった…

ミセス・ハリスは無事にパリに到着し、クリスチャン・ディオールのメゾンへの潜入に成功する。
オートクチュールの時代。
メゾンでお披露目されるドレスの素敵なこと!これだけでも見ていて楽しい。

ミセス・ハリスがとにかくとってもキュートでチャーミングなマダムで見ていてほのぼのしてしまう。
ミセス・ハリスが誰にでも親切に優しく、時にはおせっかいに接するので、周りの誰しもが彼女の為に何かしてあげたくなる優しい世界がパリで繰り広げられる。

トントン拍子でことが好転していくが、時たまひどい失敗も起こる。
それでも良いことが舞い込むのは彼女の人柄のおかげで嫌味がなく見れてしまう。

労働者は革命を起こし、ディオールも変革の時を迎える。
しかしいつの時代も夢を持って邁進する女性はキラキラと輝いて美しい。

素敵なドレスってこんなにワクワクさせてくれるのだなと見ていてウキウキしてしまう作品だった。
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