Ren

ジャイアントベビー /ミクロキッズ2のRenのレビュー・感想・評価

2.5
前作より好きです。前回はちっちゃくなっちゃったから今回はデカくしようぜ!っていう製作陣の脳筋さが堪りません。ただデカくなるっていうことは相対的に周りがちっちゃくなることなので実質同じことなのかも。
巨大化した赤ちゃんが街に繰り出すので、前作よりお話がひらけている感じです。アイスとギターが好きな設定の伏線も全部看板で回収するパワープレイ含めて、この時代のコメディ。
結論が、父親は働くもの、母親は子どもを育てるもの、子どもは母親のほうが懐くものというステレオタイプありきなことには引っ掛かりつつ、「母の愛は大きい」にそのままの意味で行き着くのはこの映画のバカバカしさならでは。
『ミクロキッズ』を踏襲したラストは意外と◎。バタバタ劇の中に、母子の愛と思春期の恋が同居する。
所々粗い合成技術も愛おしく感じてしまうファミリームービーでした。
Ren

Ren