サメコリーサルウェポン

リーピングのサメコリーサルウェポンのネタバレレビュー・内容・結末

リーピング(2007年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

旧約聖書"出エジプト記"に記されている災害を元にしたストーリーのため
聖書に馴染みのない場合は予備知識がいるので少しおいてけぼりになりますが、、、
キリスト教圏ならではのホラーですね。


そもそもの話では
神が信仰を捨てた人間に罰を下すために起こしてるのがこの災害であって、
出エジプト記に実際悪魔は出てきません。
それを分かっていても悪魔信仰を匂わせてその路線に見る側をリードしていわゆるエクソシスト系の映画と思わせる、普通にいい意味で裏切られて面白い展開でした。


ラストの妊娠のシーンはすぐには理解できなかったんですが、
結局彼女にとって初子はなくなってるので
このまま産まれて無事に育った第二子が "完全な子"になるんですね。
その完全な子がどちらに転ぶか…悪魔の化身か神の使いなのか分からないまま終わるのがまた、謎を呼びます