このレビューはネタバレを含みます
原作未読。綾野剛とリトグリの紅が受け入れられず観ずに終わるところだったが、評判の通りおもしろかった。帰りの電車の中も余韻で胸がいっぱい。
ヤクザであっても狂児と聡実くんの場面は微笑ましいし（「元気をあげます」は可愛いすぎる）、考えたこともなかった紅の歌詞の意味が本当に物語にマッチしていて、最後の紅では気持ちが最高潮に。やっぱり歌は最後は気持ちなんだと思わせてくれる。合唱ありの紅も映画の後に聞くと何倍も良い…
傘の柄や鮭の皮などのおもしろ要素もなかなか良かった。それにしても、あの組なら綾野剛は最下位に絶対ならないような…笑 周りを気にせず家で笑いながらまた観たい。
“キレイなもんしかあかんかったら、この街ごと全滅や。”
