ウクレレまさあき

「金日成の子どもたち」日本語のウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

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朝鮮戦争で孤児になった北朝鮮の少年少女5,000人が、10日間かけて東欧諸国に送られ、7年間「委託教育」を受ける。第2の故郷として平和に暮らすも、東欧の民主化や北朝鮮の主体思想によって不都合な存在となり、自国に返還されることに。
その後は殆ど連絡取れなくなるも、不遇な人生を送ったのは想像に難くない。
ポーランド、ブルガリアなどで、当時の記録や聞き取りによって明かされる真実。

国によって再三翻弄された人たち、今生きている人は何人いるのだろう。やるせない。
 
興味深い内容で引き込まれたが、安っぽいBGMに平凡で単調な編集で、正直中盤ダレた。残念に思う。

“ポーランドには「お客さんが家に来ることは、神が来たのと同じ」ということわざがある”
このところ、東欧の国を知る機会が多い。今、📖「素粒子、象とピエロギと−101語のポーランド」を読んでて、この言葉が響いた。
ポーランド、行ってみたい。