TS

バイオレーターのTSのレビュー・感想・評価

バイオレーター(2018年製作の映画)
1.8
【超B級だけども嫌悪感はない】40点
ーーーーーーーー
監督:山本淳一
製作国:日本
ジャンル:ホラー
収録時間:70分
ーーーーーーーー
 まあまあ評価高めなので、気になりU-NEXTで購入したものの。。しまった、レビュー数がかなり少ない中での評価でしたので母数を見ていませんでした笑 確かに開き直って見てしまうと、笑ってしまう展開が多いのでこれはこれでありだと思います。ただ、この監督の作品は初めてですので、全く作風に慣れていなかったことも敗因かもしれません。

 主人公の妹がある日失踪した。調べてみると妹は自殺サイトにアクセスをしていて、集団自殺を図ろうとしていたのだが。。

 みるからに漂う超B級感。ジャンルは違えど『いかレスラー』などを手掛けた河崎実監督の作風を思い出してしまいます。。さあ、どんな驚く展開が用意されているのかと思いきや。いや、確かにある意味ぶっ飛んでいるシーンも多々あるので驚かされます。中盤のあのシーンなんて、あんなオチを用意した映画は世界初でしょうに笑 とにかく監督の遊び心というか、開き直ってる感じで作っている感じには好感がもてます。

 ただし、残念ながら追加購入をしてまで鑑賞するものかというと首を傾げてしまう出来であり、ゴア表現を求めて鑑賞してもややイマイチ。斬新なシーンがいくつかあるのでそれで何とかもったような作品でありましたが、やはりお世辞にも良い出来とはいえないでしょう笑

 まあでも悪い印象はありません。監督含めてキャスト全員がわかりきってこの作品を作り上げていると思うので。そしてやっぱりこういう作品の役目というのは、映画の可能性を、映画界に進むことを志している人に伝えることだと思います。なので、こういう映画がなくなれば、映画界も沈没してしまうことでしょう。てことで、勝手にカルト映画認定させていただきます笑
TS

TS