原作既読。
東京国際映画祭で観て、映画公開初日に2度目を観ました。
鈴木亮平さんはじめ役者さんの演技は素晴らしかったです。
だが、綺麗にまとめられ過ぎていて「昨今の流行りのBLドラマより、性描写が攻めているシリアスなお話」止まりだったのが残念。
そしてメディアでの取材記事等も含め、やたらと愛をテーマとした崇高な話しにされてしまっているのにも違和感を感じる。もっと泥臭く、ジタバタとみっともない話ではないのか？なぜそこまでするのか？エゴイストと言うほどの主人公の心の闇が伝わって来ない。
あの役者さん達の、足掻き這いずり回るような…むしろそんな姿が見たかった。
綺麗に作る必要は全くないストーリーだと思います。
LGBTQに対する遠慮なのでしょうか？それこそ差別的な気がします。
映像美、メインビジュアルをはじめとする宣伝のアートワークは素晴らしいと思いました。
