ー雪は頂に降るー
あんまり期待してなかった映画ながらだいぶ好きな作品。
あのオリジナル三部作のヴィラン的存在のスノー大統領の物語。昨今ヴィランの裏側やオリジンを描くことが多い中、本作もその一つ。オリジナルでのスノーがめちゃくちゃ嫌なやつなのに対して、それを覆せるくらいスノーの過去がみっちり詰まってる。
最初は“善人”であろうとするスノーが、「善人」と「善行」と「正しき事」の中でだんだん壊れていく様が観ていてドキドキする。
ルーシー役のレイチェル・ゼグラーの目力が凄まじい。強い信念を目力だけでもこれでもかってくらい演じてる。目力の引き込まれ感でいったらミシェル・ロドリゲスやガル・ガドットと同じくらい強い。何よりもルーシーという強く逞しいキャラクターを自分のものにする演技力が凄い
また一からオリジナル三部作を観ると見方と感想が違くなるんだろうな