ジャパニーズ先住民

エターナル・ドーターのジャパニーズ先住民のレビュー・感想・評価

エターナル・ドーター(2022年製作の映画)
2.0
ジョアンナ・ホッグ監督初見。
必ずしも良いとは言えない脚本でかなり良いところまでもっていったと思う。
言うまでもなくティルダ・スウィントン主演でほぼ独演! これに負うところが大きいが人選も優れていた。仕事だと割り切っている平均的な受付女も長年シェフしてる黒人男性も彼らしか考えられない配役だし犬のルイも素晴らしい。ベット上でたまに引きつけを起こす姿にはなんかウケた。
物語は静かな展開というかほぼ無いしオチまでなんとなく察してはいた。だからこそ二人が同一フレームに収まるシーンで一種の破綻が起こるという伝統的な演出まで引っ張れる器量が必要だがそれはギリあったと思う。
とりあえずティルダを見つめ続けることができる特権を得られる本作を堪能しよう!