良い意味で予告通りの内容で, これぞ娯楽映画!という感じ. ド派手なアクションとラブコメ好きな自分のためにあるような作品だった.
主人公がスタントマンの技能を活かして現実でのトラブルに対処する, という発想や, クライマックスのアクションシークエンスは斬新で, 監督自身がスタント出身だからこその映像表現なのかなと.
劇中でなぜ Academy Awards にはスタンド部門がないのか, 的な会話があったが, 確かにそうだなと思わせられるほどに制作の舞台裏が描かれていた. これから映画を観る際にはより制作スタッフの方々への感謝が強まりそうである.
「Miami Vice」, 「Love Actually」, 「Pretty Woman」など, 実在する映画名や台詞が劇中で多数登場しており, 観る人が観ればわかるオマージュもありそうだったが, 自分にはわからず. 映画好きな人にはより刺さりそう.
エンドクレジットまで制作側の映画愛を感じ, また映画が観たくなった.