谷中銀座に行きたくなる映画。
ユーモアをまじえたゆるい感じがめちゃくちゃ好き。
キャスティングもいい!
怪盗アンコのビジュアルも好きでした。
アンコの自室のシーンは特別目を引くアイテムはいっさいないのにめちゃオシャレな?アートっぽい配置になってて、ふぁぁぁぁって思いました。
てなわけで。
本作は夢幻紳士からの監督繋がりで鑑賞。
夢幻麻実也役の人が探偵役で出てました。
見てる人が少ないので評価低めだけど、見る人増えたらもっといいスコアになるんじゃないのかな?「亀は意外と速く泳ぐ」が好きな人にはハマるかも。
あと本作のアイコン?ジャケ替わり?にする映像は、これじゃなくて怪盗アンコのビジュアルがいいと思いましたわ。それに釣られて見る人の方が本作を誉めそう。
以上でレビューは終わりっす。
以下は本作とは少ししか関係のない話。
今話題のチャットGPTに「タイタニック」のレビューをお願いしましたら、わりといいのが書けてましたわ。
作品の概要や見どころ、講評(世間の評価)を簡潔にまとめたデータベース的•大学のレポート的文章になってまして、こういうのフィルマで読んだことある!って思う仕上がりでした。
もう映画見なくてもレビューできるねっ!(←意味ないけどw)
講評部分のみを私の感覚で要約しますと「あえて欠点を探すなら時間が長すぎることだけど、これはめっちゃいい映画!」みたいな内容でした。
本作のレビューもお願いしてみたところ、全然違う映画になってて、おもろかったです。後で知ったんですがGPTさんは2021年までのデータしか持ってないんで、本作に関してレビューするにはデータが充分じゃなかったんでしょう。
GPTさんによりますと、本作の主演は橋本環奈と中川大志。不登校の少年熊田樹(中川さん)が怪盗アンコ(橋本さん)と出会うことから始まる映画らしく、ふたりの掛け合いが物語を盛りあげる中、トリックを楽しむ映画だと絶賛してましたわ。
これ、実在する別の映画なんですかね?
実在するなら見てみたくなって探したけど見つからないから、GPTさんオリジナル作品かもしれないです。
架空の作品のレビューを書くなんてボルヘスみたいでカッコいいな。架空のレビューするために架空の作品を創造する二重の虚構ってやつですかね。しかもレビューのほうはまんざら虚構とも言えないんで(架空の作品が対象とはいえレビューすることじたいはリアルに成立している)、リアルと虚構の線引きが揺らぐみたいな?
嫌いじゃないわー。
あ…。
原作漫画を実写化する時とか、キャストとか監督とかシナリオとかをGPTさんに決めてもらうといいかもね(←遠回しにディスってみたw)(←夢幻紳士のことではない)。
もういっこ、「悪魔のいけにえ」についてもGPTさんにレビューしてもらいました。これについてはGPTさんのリサーチ?データベース?において賛否両論があったのか、どちらにも気を遣って無理やり公平な位置を保とうとしてるっぽい書き方に見えて笑えました。
GPTさんが人に気を遣ったりするわけないのに、文章を読む私の脳が勝手にそのように解釈するのがおもしろかったです。
思うに映画の解釈も所詮そういうことなんでしょうね(←だがそこがいいっ!)。いろんな脳がある以上、いろんな解釈があってええんやでーってことなんでしょうね。
ちなみに「悪魔のいけにえ」のレビュー内の総評部分だけを要約しますと「映画史上に重要な位置を占めている一方、物語に深みがないし(←なんだとっ!)、グロいシーン多い」みたいな感じでした。
繰り返して言いますけど「なんだとっ!」ですわ。
もう他のワードは目に入らなくなったという、あまりにも人間的な私の反応。