国の為に頑張るぜ！的なテンションで意気揚々と兵士志願したものの、最前線に送り込まれて地獄を見る若者達の物語。
第一次世界大戦から人は何を学んできたのだろう。敵味方関係なく死ぬのは人間であり一人一人に人生がある。
いつの世も指揮官や幹部は高みの見物で、本大戦から100年経っても本質的には何も変らないよな…と観ていて空しくなった。今回のロシアウクライナもそうだろう、正義を盾に取った単なる将棋だわ。
作品自体は非常にリアリティがあり（色使いとか1917に似てる？）、また静と動のコントラストも素晴らしく良作だと思う。
