いづる

フェイブルマンズのいづるのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.0
なんとも救われない話だな,と思った.
お父さんが優しすぎて寂しすぎる.
愛なんだろうけど相手には重過ぎて受け止められないのかな.
フィルムが映してしまった真実は残酷だったり,真実を映したつもりが虚像と言われたり.

主人公サミーを演じたガブリエル・ラベルがすごくスピルバーグの雰囲気を醸し出していたように思った.
サミーのメガネをかけた妹を演じたジュリア・バターズがすごくよかった.モニカ役のクロエ・イーストもちょっとかっとんでいてよかった(笑).
でも一番はサミーの父を演じたポール・ダノだな.
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