ビリー

フェイブルマンズのビリーのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.0
スピルバーグが人種問題に重きを置く理由が分かりました。
感受性豊かで、周囲に恵まれ順風満帆に過ごした少年時代。
対象的に差別の的にされ不遇な時期を過ごす青年期。このコントラストが内面に与えたもの、そして家族の事情。
多感な時期の情感を豊かに表現していて、喜びと葛藤、そして現在に至る内面的な基盤が築かれる過程が上手く表現されていて、少年スピルバーグが活き活きと描かれ、とても感情移入してしまう映画でした。
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