ゴールデンウィーク中に観るつもりでいたが,公開一か月後になってしまった.でも混んでいた.リピーターも多いのかな.
予告編から予想していた雰囲気とは違ったが,いい意味で裏切られた感じ.
大好きな役所広司さん主演作なので観ると決めていた.菅田将暉さんと田中泯さんの共演は,「アルキメデスの大戦」と昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がとてもよかったので期待していた.
しかし,本作で一番印象に残っているのは森七菜さん.出演作を観るのは初めてだったのだがすごくよくてファンになった.兄も父も妹のプロデュース力に完全にやられている(笑).おじいちゃんも.
坂井真紀 母さんもよかった.最後に母として主張するところが.
エンディングテーマは歌ではなく,しっとり余韻に浸れる楽曲のほうが本作には合っていたように思う.でも,ポップな終わり方だったから救われるのかな?
宮沢賢治の作品は教科書で読んだ程度.ちゃんと読んでみようかな,と思った.