公開当時から気になっていたが、タイミングが合わず見逃していた本作をやっと鑑賞
感想はうーん、悪くはないんだけど…というのが正直なところ
序盤は興味深く見ていたが、それ以降は「いや、そうはならんだろ」の連続で興醒め
レズビアン(バイ？)だとしても結婚・出産という選択をした以上は「母親」であり、個人の感情や幸福を追求するよりも我が子のことを最優先に考えるのが「大人」だと思う
また、彼女の父親にしても「前時代的で差別丸出しの老害キャラ出しときました」という程度の低さを感じた
現実の差別主義者はもっと狡猾なはずだ
カラオケのシーンは思わず胸が締め付けられるくらい素晴らしいだけに、本作のキモであるはずの放火シークエンスの雑さと物語の着地点が残念だった
映像の質感はよかった
