このレビューはネタバレを含みます
誰の中にも怪物が潜んでいて
それが何かで表出してしまうのも怖いし
そのとき自分が選ぶ行動も怖くなった
ペドフィリアの映画と言われると構えてしまう部分もあると思うのだが
この映画のフリアンに関しては本当に観客に近い立場に立っていて
自分のタブー視されている欲を誰にも言えず押し殺そうとしてる
でも最後に一線を越えた瞬間に怪物になるのを私たちも目撃する
マンティコアの絵を見て
ハッとする彼を見ているとこちらもハッとする
ディアナは自分の中の怪物と戦っていたのかそうでないのか、、、、
高橋さんのお話とても面白かった
身投げエクソシスト説(自分の中の怪物もろとも無くしてしまおうとした)はなるほどなあと思いました
映画を観ることはのぞき見に似ている