メタ壱

猿の惑星/キングダムのメタ壱のレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.7
『猿の惑星』シリーズ10作目!
エイプの英雄・シーザーが死んでから数世代後、猿たちは文明を築き始めている一方で人類は野生化し言葉も話せなくなっていた。
エイプの若者・ノアはある日突然、別のエイプの集団に村を襲われ仲間たちを連れ去られてしまう。
ノアは仲間たちを救おうと後を追うが、その道中で人間の女性と出会う。
しかし彼女は大きな秘密をもっていて…というお話し。

この展開を待っていた!かもしれない!

猿の惑星トリロジーの正当な続編って事でいいのかな?

聖戦記が公開された時、その内容が思っていた様なものではなく微妙に消化不良だったのですが、どうやら本作からの新シリーズがそこを描いてくれそうな予感!

その序章的な作品でした。

シーザーの教えである、力を合わせればエイプは強いという意味の言葉を履き違えたプロキシマスは、宗教の教えを曲解した過激派のよう。

地球の支配者が猿に変わっても、結局人間と同じ道をたどっているようで、その先の未来にあるのはただの歴史の繰り返しなのか、それとも猿と人間が共存する新たな道なのか。

正義もなにもない、間違えた者同士の悲しい戦争が始まりそうな予感です。
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