ダニエルリー監督作
ダニエルリーらしい悪くはないけど…な作品だった
ストーリーの展開自体は悪くないとは思うんだけど、主人公の復讐にもっとフューチャーした方が良かった気はする
あと後半になってヒロインがフェードアウトしていたのは見ていて気になった
とにかく二時間越えの尺の割にお話しが散漫としていたのが本作の印象
それと本作で残念だったところといえばVFX!
武器としてメカメカしい技術や翼を取り入れたこと自体は他の武侠映画との差別化になっていて良かった気がするが、それを実際映像として見せ切るだけのVFXのクオリティがあったかどうかは疑問
というかそもそも炎のエフェクトでさえ相当安っぽかったので、そこは改善して欲しかった
アクションは成家班の韓冠華がつけている
たまに「おお!」となるカットはあるんだけど、それが持続せずどのバトルも尻すぼみになってしまうのが残念
カットの繋がりが悪い部分が所々あったし、先ほど書いたVFXのマッチングの悪さも気になった
敢えて挙げるとすれば、中盤の黒無常のアクションとかが好みだった
面白くなりそうだけど、色々と散漫だった一本でした