ストーリーは何となく知っている程度で鑑賞。
展開の予想も想像通り。
でも、面白かった！
もうすぐこんな感じの社会がやってくるんだろうなぁって不安と、変な期待とで不思議な感情になった。
ＡＩをどうやって使うべきなのか、ロボットは人にとってどういう存在なのか、そもそも人はこれからどうなっていくのだろうか……等々、はっきりしない不安感と未来への困惑を感じた作品だった。
突然踊り出すミーガンにも釘付けだったし（それもかなりキレッキレの動き！）、久々に聞いた「トーイ・ソルジャー」にも懐かしさが溢れたが、何より次第に感情をミーガンに持っていかれる自分に驚いた。
だって主人公も、わがまま放題の女の子もかなり自分勝手じゃないかい？！隣の家のおばちゃんも然り、会社の上司も同僚たちも、そして映画の初めに亡くなってしまう母親も、みーんな自分のことしか考えていないように感じた。唯一、ミーガンだけが女の子のために動いていたんじゃなかろうか？（かなり行きすぎていたけどね。）
落武者のようになってしまうミーガンを可哀想に感じながら、次回作を楽しみにしている自分がいる。
