チェンジリング・シークレットのししまるのネタバレレビュー・内容・結末

◼️概要
2018年のテレビ映画。 家族4人で出かけた海で8歳の次男マットの行方が分からなくなる。溺死したと思われていたが、10年後、母サラの前にマットを名乗る青年が現れる。夫ジェイクが自動車事故で死亡し、遺産相続の手続きが始まったばかりのタイミングのため、サラは困惑。長男イアンもマット本人ではないと疑う。
◼️キャスト
サラ:オリヴィア・ダボ、マットを名乗る青年:デイビット・ガレリク
◼️感想
原題は「Her Son’s Secret」(The Wrong Son)。実話に着想を得たとされるが、日本ではかなりマイナーな作品でほとんど情報がないので、ネタバレ需要にお応えして。
実は、兄を驚かそうと海辺の茂みに隠れていたマットを、ジェイクの元恋人であるジェシーが誘拐し、ジェシーの実息と3人で生活。10年後、金に困ったジェシーはジェイクを事故に見せかけて殺害。遺産を得るため、ジェシーの実息がマットに成り済まし、サラの前に現れていたという話。ラストはジェシー、実息とも逮捕される。
一言で言えばB級サスペンスだが、面白い！演技もまあまあ(吹き替えは素人っぽいので字幕推奨)。90分足らずなのでコンパクトに楽しめる。
ただ雑なところもあり、ちょっと惜しい。まず10年後にしては子供たちの容姿が変わりすぎで、どう見ても20年後。18歳になったマット(メイソン・ダイ)と、成り済ましは髪の毛の色も違うなど不自然な点もある。この辺を含め、もっと作り込めばさらに良くなったのになあ。