ファンタスティック・フェストにて。
難しい10代中盤の子供たちを描くデンマーク映画、スリラーと紹介されていたのでちょっと期待してしまった。
確かに大人と子供の中間、抱えきれない小さな悩みがたくさんある時期で、なにかトリガーがあればそれが一気に噴出爆発はするかもしれない。
将来について漠然と悩み、決断をしていかなければならない中学生たち。大人は無関心、もしくは子供は大丈夫だと思っている。
そんな状況で悶々とした彼らの何かが壊れる……
ってとても面白そうだったけど、期待したほどのことはあまり起こらない。
実際にその世代として見れば、あり得る(近いことはあるかも)など少し身近に感じる薄ら怖さはあるかもしれない。
大人たちが気づかない(向き合わない)10代の混乱を描いた映画なのかな…という印象。
原作小説があるみたいだが、どうだったんだろうか。